RYEトリートくんの地区最終スピーチ

壱岐RCがホストクラブとなり1年間お預かりした国際青少年交換留学生のTreat Bartholomew SCHUBERTくんの2700地区修了証書授与式における最終スピーチです。
昨年の2月、2700地区への留学が決まった時点では日本語はまったく話すことも書くこともできませんでしたが、こうして話し、このスピーチ原稿はすべて日本語で書かれています。ロータリー国際青少年交換の素晴らしさを実感するスピーチです。ぜひ御覧ください。


最終スピーチ原稿(原文のまま掲載)

みなさんこんにちは、

私の名前はトリート・バーソロミュー・シューベルトです。 去年、アメリカとカナダの5060マルチ地区から来て、長崎県の壱岐の島の交換留学生になりました。この一年、全部のことをしてみる目的があったので、10分で何をしたかしっかり伝えられないと思いますが、今日はもっと大切なことを伝えたいと思います。もちろん、したことは大事なんですが、この一年間で私の生活と暮らし方が変わり果てたほど、習った教訓が多かったので、今日、今年のしたことのまとめの代わりにそれらを伝えたいと思います。こう言う教訓を日本の文化からも、知人からも、自分でも習って、帰国してからも毎日助かると思います。

まず、掃除です。壱岐高校とホストファザーが見せてくれた「KonMari~人生がときめく片付けの魔法~」と言うネットフリックスシリーズによると、自宅、部屋、と仕事などの場所をきれいにするのが一番大事だそうです。ストレスがかかる時、壱岐高校とKonMariさんのおかげで、ちょっと片付けると、気分が良くなります。他の留学先に行ったら、それを習わなかったでしょう。

次のことも日本の文化から習いました:いやであっても、お皿にあるすべての食べ物を食べることです!食品ロスをしなくて、食べたことがない食事も食べられるようになります。私はこれをし始めたから、キュウリ、玉ねぎ、納豆、と卵かけご飯が大好きになって、日本に来る前そう言う食べ物が嫌いだったのに毎朝食べるのが習慣になりました。

次の習ったこと、和式トイレの方が絶対使いやすくて、気持ちいいです。向こうに帰ってから洋式トイレを使えるかどうか正直にわかりません。

それより深いかも知れないこと、勉強は教科書だけではないと言うです。これをホストファザーの米倉さんから習いました。毎夜、彼は私と会話をしていて、それから本当に使える日本語を習ったり、ダンスをしている時、体の語彙を習ったり、部活している時、調理と台所の語彙を習ったり、他の留学生と日本語で話そうとしたら彼らの普通に使える語彙を習ったりしました。教科書だけで勉強したら、シンプルな日本語しか話せなかったと思います。

他の習った教訓:行動はギリギリにしない方がいいと言うことです。地区大会の後、友達と遊んで、帰りのフェリーに間に合うよう博多埠頭行きバスに乗ろうとしましたが、バスが14分遅れて、船に乗り遅れてしまうと思いました。でも、フェリーが出発する4分前に着くことが出来ました。ものすごくドキドキしたから、なぜ日本人はギリギリにしないか分かりました。

次の教訓は日本に来る前に習ったことをシェアしたいと思います。不可能そうだと思っても、チャレンジしてみることは必要だと言うことです。2年前、私のロータリー地区は高校を卒業している人を留学させてくれませんでした。しかし、留学は私の夢だったので、一生懸命にお願いを書いて、ロータリーに送りました。すると、日本に行くはずの留学生が行けなくなったため、私は去年の2月にロータリーから返信をもらって、留学が出来ることになりました。そのお願いを書かずに諦めたら、日本に来なかったです。不可能そうなことでも、諦めないでチャレンジしてください。

最後に、一番大切な教訓が二つあります。この二つの教訓のおかげでこの一年間は私の人生の中で一番幸せな一年間になりました。一つ目は、時々スマートフォンを使わないで暮らした方がいいと言うことです。壱岐高校のルールで学校に携帯電話を持って行ってはいけないばかりか、高校の制服を着ている時も使ってはダメなのです。今年、スマートフォンのネガティブな面を気づきました。向こうでいつも社会的なアプリについて心配していて、正直に落ち込んでいました。でもこの一年、高校のルールがあったし、ロータリーからSMSとコールのプランしかもらわなかったので、すごく平和で、生産的で、猛省な一年間になりました。ありがとう、壱岐高校と壱岐ロータリクラブ。

二つ目のは、本当の家族がいなくても、たくさんの人と親しくなったら、孤独を感じることはないと言うことです。そう言う人たちがここのホールに集まっているので感謝を伝えたいと思います。とりあえず、留学生のみなさん、お疲れ様でした。もうすぐ、終了証書をもらうと留学生活が完成することになります。毎日僕と話したり、笑ったり、遊んだりしてくれてありがとう。一緒に作った思い出を忘れられないです。

みんなで東京に行った時、エイブリとレオンとダリオは一緒の部屋に泊まりましたが、問題はレオンとエイブリが話を始めると、周りに気づかなくなります。ある夜、ホテルに帰ってから私とペドロは先の3人とエレベーターを出て、部屋に歩き始めたのですが、その時に面白いことが起こりました。廊下の奥の方まで歩いていたエイブリとレオンがいましたが、彼らのルームメートのダリオさんは私たちの隣の部屋を開けていました!エイブリとレオンは部屋をちょっと探していてから、間違えを気づいて、私たちの方に戻って来ました。爆笑しました。

他の日に、アランと言う鹿児島に住んでいる台湾人の留学生と一緒に座っていて、ご飯を食べていました。食べ終わったら、レストランの主人はアラン君と話し始めて、「お兄さん、どこから来たの」と聞いて、アランは返事で「知らん」と言っていました。

こう言う思い出もあり、一度も寂しくなかったです。

また、ノビータさん、大神翔君、藤田百華さん、と藤田健太郎さんにもありがとうと言いたいです。あなたたちはリーダーになったり、みんなに正しい留学の仕方を教えてくれたり、いつでも私たちと過ごしてくれたりしてありがとう。あなたたちのリーダシップについて行って、いい留学生になったから、特にオーストラリアのノビータが聞こえるように、みんさん、大きな拍手お願いします!

このスピーチを終える前に、アウトバウンドの留学生にアドバイスしたいと思います。ロータリーの留学経験は一期一会なので、この一つのチャンスしかないです。外国についたら、出来ればあまりスマートフォンを使わず、ちゃんと教科書でも、教科書以外でも勉強したり、それぞれの時間をホストファミリーや新しい友達と過ごしたり、すべてのことをやって見たりしてください。今日のスピーチをちょっとだけ覚えても、自分の一番幸せな一年間を作れると思います。

ロータリーの第2700地区のみんなさん、壱岐ロータリーのみんなさん、ホストファミリのみんなさん、と壱岐の全員が手伝ってくれなかったら、この一年間が作れなかったです。また、素晴らしい留学生プログラムを私たちのため作ってくれて、いつまでもとてもありがたいです。これで終了なんですが、最後の出会いじゃないでした。絶対日本に戻って来ます。今日を含め毎月、私のスピーチを聞いてくれてありがとうございます。

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