壱岐ロータリークラブ外部卓話 松永安左エ門記念館 管理者 定村 隆久 様

4月20日の例会は、外部卓話として松永安左エ門記念館 管理者 定村 隆久 様にお越しいただき、壱岐が生んだ「電力の鬼」松永安左エ門 翁について話してもらいました。
「不老 今やらねばいつ出来る わしがやらねば誰がやる」は有名ですね。また、壱岐RCの例会場には松永安左エ門 翁が訳したサムエル・ウルマン作の「青春の詩」の大きな額がいつも掲げられています。

壱岐にお越しの折にはぜひ「松永安左エ門記念館」を訪れてください。

「青春の詩」

サムエル・ウルマン作 松永安左エ門訳

青春とは人生の或る期間を言うのではなく心の様相を言うのだ
逞(たくま)しき意志,優れた創造力,炎ゆる情熱,怯懦(きょうだ)を却ける勇猛心,安易を振り捨てる冒険心,こう言う様相を青春と言うのだ
年を重ねるだけで人は老いない
理想を失う時に初めて老いがくる
歳月は皮膚のしわを増すが,情熱を失う時に精神はしぼむ.
苦悶や狐疑(こぎ)や,不安,恐怖,失望,こう言うものこそ恰(あたか)も
長年月の如く人を老いさせ,精気ある魂をも芥(あくた)に帰せしめてしまう
年は 70 であろうと,16 であろうと,その胸中に抱き得るものは何か
日く,驚異への愛慕心,空にきらめく星晨(せいしん),その輝きにも似たる事物や
思想に対する欽仰(きんぎょう),事に処する剛毅な挑戟,小児の如く求め止まぬ探求心, 人生への歓喜と興味

 人は信念と共に若く 疑惑と共に老ゆる
 人は自信と共に若く 恐怖と共に老ゆる
 希望ある限り若く 失望と共に老い朽ちる
 大地より,神より,人より,美と喜悦,勇気と壮大
 そして偉力の霊感を受ける限り人の若さは失われない

これらの霊感が絶え,悲歎(ひたん)の白雪が人の心の奥までも蔽いつくし, 皮肉の厚氷がこれを固くとざすに至ればこの時にこそ人は全くに老いて
神の憐みを乞う他はなくなる

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