世界には、学習のためにデジタルツールを利用できない子どもが数百万人います。その一方、毎年数百万台の電子機器が廃棄物として処分されています。しかし台湾南部では、壊れたパソコンが捨てられておしまい、となるのではなく、ロータリーが主導するプロジェクトを通じて人びとの未来を支える力となっています。

 「デジタル廃棄物からデジタルの希望へ」と名付けられたこの取り組みは、電子廃棄物とデジタル格差という二つの課題に取り組むものです。台湾、高雄市のショウシャン中学校の生徒たちは、大学関係者による指導のもと、使い古されたパソコンの分解、清掃、修理、組み立てを行っています。修理された機器は、自宅にパソコンがない生徒が多くいる農村部の小学校に寄贈されます。

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